もう少し。

発表会の日が少しずつ近づいてきました。レッスン室では「ここがうまくいった!」「今日は音がきれいだった!」といった声も増え、本番を意識した練習が始まっています。緊張しながらも、どこか楽しそうな表情で楽器と向き合う姿を見ると、私たちも自然と笑顔になります。

発表会というと「間違えずに弾かなきゃ」「失敗したらどうしよう」と思ってしまうかもしれません。でも、いちばん大切なのは楽しむ気持ちです。これまで練習してきた曲を、今の自分なりに精一杯音にしてみること。それだけで十分立派な発表会です。うまくいったところも、ちょっとドキドキしたところも、すべてが大切な思い出になります。

発表会は、普段のレッスンとは少し違う特別な時間です。舞台の上で弾く音、会場の空気、拍手の温かさは、きっと忘れられない体験になるはずです。そして他の生徒さんの演奏を聴くことも、大きな刺激になります。「あんな曲も弾いてみたい」「次はもっと挑戦してみよう」そんな気持ちが、次の一歩につながっていきます。

本番までの時間も、ぜひ楽しんでください。完璧を目指すよりも、「音楽を楽しむ」「バイオリンが好き」という気持ちを大切に、一音一音を味わいながら練習していきましょう。発表会当日、皆さんの笑顔あふれる演奏に出会えることを、心から楽しみにしています。